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2008年09月15日
9/14 ERA & Quikion @吾妻橋(浅草) アサヒ・アートスクエア
今年行った45本目のライブ。
asahi cafe night
ERA & キキオン
国境を越えて
アサヒ・アートスクエアは初めてですが、
知ってる人も多いあの“金色の雲みたいなオブジェ”がある建物の4・5階にあります。
2階分の高さがある会場なので、実に広々とした感じです。
Quikionの十時さんもMCで述べていましたが、
音が自分に跳ね返ってくる感じ、なのだそうです。
キャパシティ的にはきっちり席を詰めれば200人くらい入りそうです。
この日はゆったりと並べられていて、100人弱と言ったところ。
飲料メーカーの施設ということもあって、ドリンク類は安め。
でも、食べ物がちょっとしたスナックしかないのはちょっと頂けないかな…。
もうちょっとなにか置いてもいいんじゃない?
ERA
壷井彰久(KBB, Pochakaite Malko,しらせ、オオフジツボ,etc) ─ violin
鬼怒無月(Bondagefruit, Warehouse, Salle Gaveau, etc) ─ guitar
Quikion
十時由紀子 ─ vo, concertina, harmonium
小熊英二 ─ g, bouzouki, etc
佐々木絵実(蛇腹姉妹) ─ accordion, glockenspiel, per, etc
最初に、Quikion。
世界各地の音楽に影響をうけつつ、
独自のアコースティック音楽を繰り広げるトリオ。
ブルターニュの音楽なり、パキスタンの音楽なり、
時にフラメンコのようなものであったり、と様々な影響が伺われましたが、
アンサンブルの美しさと共に、
それらをリリシズムな音楽へと昇華させているような印象でした。
どこか切ない気分の閉園後の遊園地をイメージさせられ、
一人どこか静かな世界へと誘われるような心地よい音楽でした。
Poseidon Productionの粋な計らいで、2曲入りのDVDも頂けました。
続いて、ERA。
世界でもっとも小さいプログレバンドと言われる、名手二人のユニット。
うーん、もう唸るしかないなあ、というほど
緊張感を保ちつつ、時に華麗であり、これ以上足すものは何もないという印象。
ユニットとなると音の厚みに欠けるのではないかと思ってしまいますが、
この二人が奏でるものには他を寄せ付けない強固さが潜んでおり、
いったいどこまで上り詰めるのか、と問わずにはいられない崇高なものがあります。
どこまで前衛を駆け抜けるのでしょうか?
この二人のアコースティックなアンサンブルに乾杯!です。
音楽的にどう説明したらいいのか難しいですが、
なんかスゲーとしかいいようがないです(笑)。
投稿者 i_rain : 2008年09月15日 01:12
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