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2004年12月10日
なっちさん2。
国仲涼子が出てきそうなタイトルであるが、例の件の続き。
よーするにあの後もぐるぐる考えている。
どーも、なっちかわいさに結論がブレた感が無くもない。
ちょっとネットを探し回れば、この件についてコメントしているサイトはいくらでもあって、その人の立場に応じて様々な意見が飛び交ってるわけですが。
安倍なつみがやらかしてしまったことと、少なくとも思慮が足らなかったことはこの際議論の前提。
別に弁護をするつもりもない。
そこに関して彼女は謝罪もしたし、活動休止というタレントとしての責めもうけた。創作活動停止云々は私はよくわかりませんが。
後は法律的にどう裁くかという問題が生じるのみである。
(そこを回避するための小芝居なのか?)
今回の騒動でとにかく違和感があるのは、やっぱり安倍なつみ一人の責任にしてチャンチャン、という空気になじめないと言う一点につきる。
チェック云々が机上の空論だったとしてもだ。
確実に言えるのは、安倍なつみには創作者としての教育など、何ら施されていなかったであろう、ということだ。
むろん、創作行為において、パクりの犯罪性など、教育される以前の問題であるという指摘ももちろんあって当然だ。
しかし、当たり前のことだが、著作権に対する考え方など、多くの人間は感覚的に理解しているにすぎない。
運転免許証のように創作免許証があるわけがないから(というか、当たり前だが、あってはいけない)、自動車教習所のように創作のルールを教える場所があるわけでもない。
(いや、なくもないけどな。何とかスクールのたぐいとか。自動車教習所みたいに一般的じゃないってだけの話で)
だから、そこに拡大解釈とか、そもそもの感覚の欠落が簡単に起こりうる。
(盗作という問題を離れても、引用やパロディという単語の一人歩きなどが顕著な例だ)
安倍なつみをプロのクリエイターとして売り出すならば、クリエイターとしての教育を事務所がきちんと行うべきであった。
本来であれば、そうした感覚をもっとも身につけるべき時期を、彼女はパフォーマーとしての自我形成に費やしていたのだから。
もし事務所がそうした育成の意識をきちんと持っていたならば、未然に防ぎ得た事件だったのだと思う。
写真集やエッセイ集にちょこっと載るポエムだからチェックが甘くなった、という、プロダクトに対するやっつけ仕事感以上に、タレント育成へのやっつけ感が漂うんだよ。俺的には。
そこが一番、気にかかる。
投稿者 ushila : 2004年12月10日 23:22
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あまりにかわいらしいタイトルだったもんで、まんまパクッった。 今までゴーストライ [続きを読む]
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