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2005年07月24日

そして小橋建太。

絶対王者小橋には萌えない。別格小橋にはもっと萌えない。
何つっても、この日の試合で一番俺が興奮したのは、指さし挑発だからな。
アレでバックステップが入れば完璧であった。

今の小橋が素晴らしいレスラーであることは反論するものではないし、ざっくり15年来のファンとしても勝手に誇らしい気持ちがあるのだが。
それ故に、物足りないのである。

説得力がイマイチ足りない多彩な技とか、フラフラになっちゃってロープにしがみつく姿であるとか、ムーンサルト帰されちゃって半泣きになってる表情とか、俺に言わせればアレが小橋なのであって。

いや、必ずしもネタとして言っているわけではないのである。
要するに、あの小橋健太は、自分の力量以上のものに常に立ち向かっている選手だったし、ファンはそこに惹かれていたのではないのか、と言う話だ。

たぶん、少なくともジャパニーズスタイルのプロレスにおいて、今の小橋建太には自分以上の敵はいない。
そこが唯一最大の問題なのであって、そこに安住する小橋であっては困るのだ。

本人の正確や嗜好もあるとは思うが、規格外の人間は、規格の中で生きてはいけない、と思うのである。
一番手っ取り早いのは、ジョニーの伝手でWWEの2メートル級の連中と当たることだと思うのだよね。
さすがにノゲイラだヒョードルだミルコだ、と言うと、いろいろと現実味がないので。
ドン・フライあたりとはいい試合すると思うのだが、それはそれで誰かの焼き直し臭いしなあ。

投稿者 ushila : 00:13 | コメント (0) | トラックバック

NOAH東京ドーム。

昨年に続き行ってまいりました。
週プロの特集号も発売になって、だいたい世間(と言ってもプロレス内世間だが)の評価めいたモノも見えてきたので、俺も感想をば。

まず、こう、打撃多めの試合が多かったなあと。
小橋vs健介は両者併せて200発チョップ打ってますかそうですか。

・健介は本当に北斗に救われたなあ。

 ロス道場>新日>ド真ん中>新日、というあたりは、この人相当悲惨な末路を辿りそうだなあ、と思っていたものだが、今や多少便利屋入ってるものの、立派な「フリーの大物」ポジションじゃないですか。
 俺は今でも北斗は嫌いだが、佐々木家の突き抜け方は認めざるを得ない。


・NOAH新世代。

 ジュニアは安泰だな。実際。あとは相対評価基準を得るだけだ。

 力皇は、あれだけデカくてあれだけ動ければもっと評価が高くて良い。足りないのはルックスと人気か(笑)。
 って言うか、ベルトというか、チャンプを冷遇する団体に将来はないぞ。
 某ライオンマークは、またベルト封印するとか言ってるぞ(笑)。
 っていうか言わせてもらうが、ベルト封印は橋本関係ないだろ、藤田よ。

 一方、しょっぱくて仕方がないのが森嶋。バックドロップに思い入れがあるのはよくわかったが、そこまでのデクノボー具合は何とかならないか。お年寄り死んじゃうぞ。ブラッシーとは違う意味で。

 潮崎はいかんせん体型が中途半端だなあ。ライバルと呼べる選手を早く見つけるべし。
 それがダメなら、アキトシあたりにがんがん突っかかっていけ。
 師匠(小橋)の場合は外人相手だったが、アレ(アキトシ)は外人みたいなもんだ。

 一方、橋君の将来が不安でなりません。ああいう朴訥タイプは、キャラチェンジ難しいよねえ。


・アキトシのブレーンバスター、越中のケツ。

 アレで小橋の長滞空が見られなくなったとしたら、笑止千万。
 ケツで喜んでるプロレスに未来はない。と言うか動きに品がない。全日出身を名乗るな。
 エッチューフンドシで男色ディーノにぶち込んでこい(お下品)。
 以上。どんぱっぱ、どんぱっぱ、どんどん。


・天龍

 小川にキャリアが足りないとしたら、ほとんどの現役レスラーにはキャリアが足りないわけですが、テンルージョークでしょうか?


・三沢-川田

 まず確実に言えることは、この二人といえども、今の小橋のあとはツラい(笑)。
 ましてや、三沢-川田は、三沢-小橋や三沢-秋山と違ってシバキ合いの傾向が強いのだが、この日はムシキングのあとぐらいから(要するにシングルは)全部シバキ合いテイストが強めだったので、そういう意味でも厳しいものはあったかもしれない。

 ああいう場合は、セミとメインは別の味付けで闘うべきように思うのだが、三沢-川田はああなるんだよね。
 川田側に立てば、三沢先輩という壁をぶち破るには(プロレス内)「何でもあり」が許される雰囲気がある。
 三沢のインタビューなんか読んでると、どうも三沢は川田の受け身を信頼していない……と言うと誤解を招くな。

 川田の本質は万能レスラーなんだと、俺は思っている。確かにゴツゴツした技を好むんだが、ローリングエルボーやらタイガードライバーやら(両方とも、相手の外人選手が得意技にしていた)をパッとやるような器用さを裏に持っている。そのもっと前は、ムーンサルトアタックまで使っていたのを、今思い出した。
 ただ、器用さで対抗するには、三沢という選手は巧すぎるんだろうな。そういう相手性の中で、川田はああいうスタイルを選んだものだと、俺は理解している。
 だから、たぶん川田は受け身にしても、「ヘタ」な選手ではないのだと思うのだよね。
 そこでやっと三沢のインタビューになるのだが、その上で川田は「スカす」部分があるのだそうだ。
 ゆえに、三沢は相手がきちんと受けるのを前提にするハイリスクな技を、川田相手には出したがらないのではないか、と、俺は考えている。
 その昔、ロープワークがほとんど無いだの、大魔神顔の三沢が見られるのは川田戦だけ、だの言われていたが、逆にそれはあの二人の限界でもあるのではないのかと思ったりする。

 逆に小橋と健介が違うスタイルの試合をやる手もあったのだろうが、この二人にそれを求めるのも無理なわけで。


……後半愚痴ばっかりやな。
総合すると、後半のシングル4つは、どれも武道館までなら十分メインに耐えるカードだったと思うのだよ。
でも、たとえて言うならば、背脂ギトギトのラーメンを4杯立て続けに出されても食えません、みたいな後味。やや拡散してるよなあ。

投稿者 ushila : 00:13 | コメント (0) | トラックバック

知りませんでした。

上原多香子の"Lady Bug"は、bonnie pink作だったのですね。
言われてみれば、ボニーの書きそうな曲調じゃないか。

他アーティストとのコラボ、曲提供と、着々と活動の幅を広げていてめでたい限りなのですが、そのほとんどが世間的に話題になっていないのはどういうことかと。

投稿者 ushila : 00:12 | コメント (0) | トラックバック

携帯を変えた。

今度はpremini-II(シルバー)だ。
元々同じ機能の機械なら小さい方が正しい、と思っているので、チョイスとしては満足。
あえてSじゃないのは、明らかに自分がターゲットじゃないような気がするから。

使っているといろいろなことがわかってくるので、そのあたりざっくりと。

・とにかく小さい。軽い。
 当たり前だな。それが売りの機械だし。
 実際、P505iSの折り畳み状態より短い。
 って言うか、このサイズで506iの規格を満たしているというのは十分称賛に値すると思うよ。
 胸ポケットに入れて、たばこと干渉しないのがうれしい。
 うちの課長曰く、要するにそれはバッテリーパックの小型化に依るところが大きいのではないかという話だが。

・付加機能まわり。
 正直、やや不満はある。
 iアプリの動作はイマイチ重いし、メモリースティックは128までしか刺さらない(pro未対応)し、オーディオ再生すると通勤往復(3時間)はバッテリーが持たないし。
 あくまで携帯は携帯というか、付加機能は専業の機材にかなわない、と言う意味では、ある意味正しいのだが。

・ハンズフリー会話。
 何人かにかけてみたが、わりとハッキリ聞こえるみたいね。
 まあ、それは携帯の機能と言うよりは、マイクの性能なんだろうが。

・scope
 携帯電話用のフルブラウザ。無料で使用できる。
 アプリのメニューから終了させないと、履歴とブックマークが飛ぶ仕様は何とかならないか。
 あと、MTは表示できないみたい。

あとは、なぜかウチのSonicStage(いまどき1.5)が、スロットに刺さったメモリースティックを認識しないのがガン。
クリエ経由で認識させる荒技で乗り切りましたが。

今のところそんな案配。まあ、ネタ度は高い機械だわな。

投稿者 ushila : 00:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月11日

青春狂騒曲。

非常に雑把な言い方をしてしまえば。

プロレスファンとは、どこかでプロレスラーになりたいと思い、どこかであきらめた人間たちなのだと思う。

「バキ」の板垣恵介は、全ての男は世界最強を目指したことがある、と言ったが、俺がここで書きたいことも大体そういうことだ。

あの男は、要するにそういう人間たちの中で、より長くあきらめなかった、純度の高い、ある意味で恵まれたバカであった。

それ故に、あの男は何のてらいもなく「天下」を口にした。
そのための方法論も、正面突破の一つだけしか持たなかった。
人より少し恵まれた体躯と、人より少し折れにくい心を持っていただけの男でありながら、その二つを信じ続けた。

何の疑いもなく、どうしようもなく愚直に、あの男の憧れの具象であった「闘魂」になろうとした。
(そういう意味では、「革命戦士」との関係は、近親憎悪的でもあり、またイデオロギーの衝突であるとも言える)

そして、そういう人間たち、つまり俺たちがそこにたどり着く前に直面したであろう、世間とか秩序とか言われる、いわゆる世間との軋轢であるとか、敵とかライバルとか言われる、相対的な実力評価対象との否応のない競争とか衝突であるとか、そういうモノをリング上やその周辺で再現し続け、たぶん最終的には、敗れた。

だから、あの男、いや、お前、橋本真也は、紛れもなく俺たちの一人であった。
何度でも言うが、最も純度の高い、どうしようもなく愚かな、俺たちだった。

だから。
だからこそ。
ありがとうではなく、安らかに眠れ、でもなく。

サヨナラだ。

投稿者 ushila : 22:26 | コメント (0) | トラックバック

Re:彼氏が2ちゃんねらーで困ってます。

きりしま屋さんから。

度の過ぎたねらーは確かにウザイと思いますが、
私自身もやや中毒症状の自覚があります。
歌丸です。

それはともかく。アレだ。

1.末期2ちゃんねらーを連れてきて語らせる。
  自分の姿を、他人を通して見せつけられるとちょっと自覚するかもしれない。

2.たぶんねえ。
  この女、自分が好まない趣味に彼氏がはまるとダメなタイプだよ。
  それはたぶん格闘技でもモータースポーツでもガンダムでもモー娘。でもあややでも一緒。
  それがたまたま2chであったと言うだけではないかと。

3.っていうか・・・。

  釣  り

  じゃないんですか?これ。

投稿者 ushila : 01:17 | コメント (1) | トラックバック

2005年07月07日

バトン強奪のココロ。

さすガオさんのところでMusical Batonの次走者を募集してるので、強奪して書いてみる。
最近かなり更新をサボってたので、リハビリもかねて。

Total volume of music files on my computer
 460M
 少ないね。
 イマイチPCで音楽を聴く習慣がないのと、いわゆるシリコンオーディオもCLIEしか
 持ってなくて、それもメモステの容量が64Mとかし。
 元々レンタルCDと言う習慣もなかったし、沖縄で通勤中に音楽を聴く習慣が無く
 なったので、その辺も要因だろう。
 ちょうど沖縄にいる6年間が、シリコンオーディオ文化の隆盛期と重なってる。

Song playing right now
 「Manic Monday [original:The Bangles]」(BONNIE PINK with Yuka Honda)
 ↓収録。
 BONNIEに関するノーガキは、この辺。


The last CD I bought
 「REMINISCENCE」(BONNIE PINK)\2400
 BONNIE PINK初のカバーアルバム。
 平井堅だの斎藤和義だの参加しててケッタイ。
 しかもセッちゃんとDUETしてるのが「真夏の果実」でさらにケッタイ。

 もちろんオリジナルアルバムが待ち遠しいところであるが、これはこれで気楽に楽しめる一枚。
 安いし。お買い得感あり。
 アルバムタイトルは「追憶」だの「回想」だの言う意味だそうで。

 収録曲とか参加アーティストは、こちら↓を参照のこと。
 国産初だのボーダレスだのって惹き句はどうかと思うが。


Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
 1.「SCRAP DREAM」(HOUND DOG)
  はじめて自分の小遣いで買ったテープ(時代だねえ)なので、これを避けて通ると
  おかしなことになる。
  当時は必死で大友康平のモノマネしたなあ。

 2.「永遠を探しに」(相馬裕子)
  Ki/oon Sony時代の相馬裕子には、音楽ファンとして大事なことを全部教わった気がする。
  いまだに俺のヴォーカリストの評価基準の原点に鎮座ましましている偉大なお方。
  おかげで特に女性ヴォーカルの評価基準が厳しくなって困る。
  特にマーキュリー移籍後の相馬ちゃんに対しては複雑な思いがあって、ハッキリ言って
  ボロクソ書いたこともあるのだが、Ki/oon時代の相馬ちゃんについては、楽曲提供者とか
  スタッフとかミュージシャンとの関係性まで含めて好きだったなあ。
  あとはヒットさえ出ていれば(笑)。
  その彼女の作品から一曲選べ、と言われれば、この曲になる。

 3.「名前のない週末」(篠原美也子)
  相馬裕子との関係で言うと、言葉を使う人間として大事なことをたくさん教わったと思う。
  この人とアーティストの関係も良かったよね。
  この曲を口ずさまないで済むようになれば、俺もシアワセになったと言うことなのだろうが、
  それはそれで寂しい。
  大事な大事な戦闘テーマ。アドレナリン沸騰させつつ、号泣、みたいな。

 4.「犬と月」(BONNIE PINK)
  相馬裕子、篠原美也子と来れば、本来次は鈴木祥子なんだが、祥子さんで1曲選ぶのは
  不可能なので、パスしてボニー。
  これだけ名前を挙げて、あの頃聴いてた歌手の中で、メジャーにいるのがボニーだけっ
  てのはどういうことだ(苦笑)。
  この曲を口ずさまないで済むようになれば、俺もシアワ(ry
  まあ、おいらは犬だったと言うことだ。月なんか見えなくなっても元気に歩ける程度には、
  進化したのだろうが。

 5.「海の彼方」(PARSHA CLUB)
  沖縄で出会った曲から一曲挙げるとすれば、この曲。
  とにかく新良幸人は天才だと思う。
  最近は東京にもちょくちょく来てるらしいから聴いてみ?シビレるぞー。


Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

一応汎用ブログをやってる友人5名ということで、

きりしま屋
Day by Day-Evolution
は行
irain's layer
3DAYS PRIEST 3rd

なんかそれどころじゃないと怒られそうな人もいますが、拾ってきたバトンなので(笑)、お気軽にと言うことで。

投稿者 ushila : 22:26 | コメント (2) | トラックバック