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2006年10月08日
相馬裕子セルフカバーアルバム「Adam」
相馬裕子という人は、シンガーとしては最高の才能を与えられた人だったと、今でも思っている。
残念ながら、ソングライターとしての才能は無かったと思うのだが。
だから、一連のデビュー15周年記念企画として、「セルフカバー」という方向性は、
正しかったと思う。
特にki/oon時代の彼女の楽曲には、佳曲が多かったし。
しかし、だ。
声にせよ見た目にせよ奇跡的に変わってない(ということにされている)彼女だが、
やっぱり変わってるんだよな。
だから、掛け値なしの代表曲であるところの「風の祭日」あたりよりも、
「夕なぎ」みたいな地味な曲のほうが、今の彼女が歌う歌としてはしっくり来る。
「さよならするということは、」なんか、ドスが効いてて非常に良い(笑)。
正直、
「飲み屋に行ったら同級生がセーラー服で出てきてドン引きした」
みたいなアルバムだったらどうしようかと思ってたが、そうではないので一安心。
予想よりはかなり良い出来だと思う。
このあと、セルフカバー第2弾「eve」が発売になるそうですが、
今回収録されていない楽曲がどんな顔をして出てくるのか、非常に楽しみです。
それでも、星は3つ。やっぱりこの人をノスタルジアの中に埋めてはいけない。
投稿者 ushila : 2006年10月08日 23:03
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