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2007年02月25日
「バカ力」ふたたび。(その2)
●バカの特徴
1.バカはバカなりに考える。
俺自身も含めて、バカはバカなりに考えている。
バカなりの考え方としては、
・考えが足りない(無思考型)
→考える訓練ができていないので、考えようとして諦める。
・考えなくていいことまで考える
(非常識型・または次元跳躍型)
→常識に欠けるので、常識的に考える、と言うことが出来ない。
の、いずれかが典型例となる。
このため、バカに自らの行動原理を説明させようとすると、
・何も考えてないか、考えが足らない。
・なんか難しく考えてるらしいが、その論理構造がよくわからない。
ということに陥りがちである。
例示のために、一般の常識的な思考が、一定のxy平面上で任意の図形を描く、と仮定すると、
・無思考型のバカ
常識的なxy平面上で思考するが、描く図形がそもそも小さいか、描くスピードが遅い。
・非常識型のバカ
そもそも常識的なxy平面上で思考していないというか、思考が二次元平面で行われているかどうか疑わしい。
常識的なxy平面上で非常識型バカの思考を観測しようとすると、
・バカ思考の描いた図形とxy平面の交点
・バカ思考の描いた図形のxy平面に対する正写影
のいずれかを観測するしかないのだが、次元跳躍型バカの思考は時々三次元どころか四次元さえも通過するので、正写影のわけのわからないところに点があったり、そもそも正写影そのものが観測できない場合すら想定する必要がある。
(シュレーディンガーの猫かよ、と言いたいが、俺自身バカなので、たぶん意味が違う)
もちろん、相手は所詮バカなので、往々にしてxy平面上の重要事項を見落としている。
(逆に、xy平面上の重要事項を漏らさず回収し、しかも制限時間内に戻ってこられる人間はバカではないので、珍重すること)
そう、バカの原理は原理不明なのだ。
投稿者 ushila : 2007年02月25日 03:47
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