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2009年07月13日
オーケンあんた漢や
懺・さよなら絶望先生OPの「林檎もぎれビーム!」に関する大槻ケンヂの
インタビューがグッと来る件。
否応なくアウェイにぶち込まれること、というのは、
大人である以上好むと好まざるとにかかわらず間々発生する出来事なわけなんだが(今の俺とかね)、そこで出会った事物を、自分のフィールドに重ね合わせて、同質の「熱」を見出し、さらにそれを創作活動に落とし込む、というのは、純粋なクリエイターか、度量を持ったオトナの仕事だと思う。
「林檎もぎれビーム!」は、楽曲単独で聴いても無論良い出来なのだが、これまでの「絶望」がらみの仕事がなければこの曲は生まれなかった、と考えると、さらに違って聴こえてくる。
絶望少女達もオーケン的世界にちゃんとアダプトしてるしね。
正味な話、ラウドロックも深夜アニメも声優の音楽活動も、それぞれのジャンルの「本道」や「本流」から見れば紛うかたなき「周辺領域」なんであって、この曲もいわゆる「世間」には一個も届きゃしないんだろうが、こういう「幸せなプロダクト」に出会えると、周辺領域にたゆたう生き方も悪くないなと思うのだ。
もっかい言う。
オーケン、あんた漢や。
……あ、NARASAKI氏も。
#ところでシャフトは可及的速やかに水戸華之介を連れてくるべきだと思うんだ。
投稿者 ushila : 2009年07月13日 19:29
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