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2009年11月19日
菅野よう子は俺の嫁。
「マクロスF ギャラクシーツアーfinal inブドーカン」
(DVDまたはブルーレイ)
進宙式が終わっても、マクロスはまだ落っこちてこないけれど。
その世界観は確実に(いい意味で)あさっての方向や(いい意味で)斜め上も含めて、広がり続けている。
『音楽の力をアニメを通して表現する』という、これまた(いい意味で)トンデモな河森正治の信念も、さながら板野サーカスばりに彼の作品世界を(いい意味で)迷走しているわけだが、ハネケンこと羽田健太郎氏なき今、その信念を体現する上での欠かすことのできない『翼』は、菅野よう子を置いて他にないのだろう。
で、大方その菅野よう子の作品で構成されたライブが映像化されたわけで。
残念ながら、ランシェ・メイの中の人こと坂本真綾の登場シーン(正調「トライアングラー」)は露骨にばっさり切られてるし(間違いなく大人の事情だろう)、同じ曲何回歌ってんだよ、というセットリストではあるが、シェリル・ノームことMay'nの懸命さも、ランカ・リーこと中島愛の天真爛漫さも、そして会場に満ち満ちていたであろう幸せな空気も、この映像には余すことなく詰め込まれているように思う。
で、良くも悪くも、まめぐとランカの間の敷居は低いよな。いつか別れることになるんだろうけれど。
ぶっちゃけ半分以上中島愛というか、実写版「星間飛行」目当てで買ったわけだが、この映像の中でいちばんチャーミングだったのは、指揮棒振ったりピアノ弾いたり客あおったりする菅野よう子その人であると断言する。
っていうか舞台に立つ人としての格が違う。違いすぎる。
彼女を魔女呼ばわりした上で「魔女は年をとらない」と言ったのは坂本真綾(@ユリイカ)だったが。
実際あのアンチエイジぶりを見ていると、曲書いた相手の、主としてうら若きオトメから何か大事な成分を吸い取ってんじゃねえか感があるが(笑)、彼女はそこで得た魔力でもって吸い取られた人も聴衆も、吸い取ったエネルギー以上に幸せにしてるわけなんで、まあ許されるんじゃなかろうか。
もともとああいう世界を目指そうとする人はエネルギー有り余ってる感じもするし、吸い取られる相手がくぁwせdrftgyふじことかじゃなくてよかったね、って言う。
僕もナケナシのエネルギー差し出しますので、結婚してください。
嫁がだめなら婿に来てください。私家事とかダメですが。
いやマジで。
投稿者 ushila : 2009年11月19日 20:04
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