最終更新日:
2009年6月24日 23:48
X Pack
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CanopusのMTVシリーズのユーザーは、MTVシリーズで録画したMPEG2のファイルを追っかけながらDivXやWindows Mediaにコンバートしてくれる、X Pack 2を利用することができます。
もともと、MTV X Packも使っていたのですが、今回アップグレードした大きな要素は、
DivXの2パスエンコードに対応
に限ります。
DivXは圧縮率が高く、比較的まともな画質を維持したまま、ファイルサイズを驚異的に圧縮できるのですが、前作、MTV X Packですと、単にDivXでエンコードできるというか、DivXでエンコードするのが精一杯、という印象がありました。オマケ的には、Pro版のDivXのライセンスが付属するので、広告とはおさらばできるというメリットの方が大きかった位でしょうか。
これが、今回大幅パワーアップしました。
起動した画面はこれまでと大差ありません。
オプション設定もこれまでと同様で、どってことないです。
今回パワーアップしたのは、X-Transcoder3に関して言えば、
コーデックのタブです。前作ではDivX+MP3しかできませんでしたが、今回はWindows Mediaが選べますが割と無視しています。
で、このあとはDivX+MP3だけの話になりますので、Windows Mediaの方はあきらめてください。
プリセットというところで、コーデックが選べます。
DivX設定 | DivX拡張設定 | MP3設定 | |||||||||
プロファイル | 方式 | 平均ビットレート | 優先度 | 双方向予測を使用 | プリプロセス | インターレース設定 | 周波数 | ビットレート | チャンネル | 品質 | |
高画質2 | ホームシアター | VBR-1pass | 2459kbps | 標準 | 使用 | 無効 | インターレースのソースに適応 | 48K | 320Kbit/s | ステレオ | 高 |
高画質1 | ホームシアター | VBR-1pass | 1930kbps | 標準 | 使用 | 無効 | インターレースのソースに適応 | 48K | 160Kbit/s | ステレオ | 高 |
普通 | ホームシアター | VBR-1pass | 1269kbps | 標準 | 使用 | 無効 | プログレッシブのソースに適応 | 48K | 128Kbit/s | ステレオ | 高 |
長時間1 | ホームシアター | VBR-1pass | 805kbps | 標準 | 使用 | 軽い | プログレッシブのソースに適応 | 48K | 128Kbit/s | ステレオ | 高 |
長時間2 | ホームシアター | VBR-1pass | 604kbps | 標準 | 使用 | 軽い | プログレッシブのソースに適応 | 48K | 96kbit/s | モノラル | 高 |
マニュアル設定 |
とまあこんな感じです。
DivX設定 | DivX拡張設定 | MP3設定 | |||||||||
プロファイル | 方式 | 平均ビットレート | 優先度 | 双方向予測を使用 | プリプロセス | インターレース設定 | 周波数 | ビットレート | チャンネル | 品質 | |
マニュアル設定 | ホームシアター | VBR-2pass | 700kbps | 標準 | 使用 | 軽い | インターレースのソースに適応 | 48K | 128Kbit/s | ステレオ | 高 |
とりあえず、「長時間1」のプリセットをベースにして、試行錯誤をした暫定結果をまとめます。
コンセプトは、
1話25分のアニメのMPEG2をCD-Rに4話焼き込む
というものです。
上記の比較に出てこない変更点として、
ビデオサイズを変更する 640x480
画質 やや滑らか
クロップを使用する 上12 下12 左21 右21
ソースがビデオなもので周囲が荒れている分を切り落とします。イメージとしては、約5%削って縦横比が狂わないようにしたつもりです。
サイコビジュアル機能の強化 早い
それから、フィルタの設定です。
アニメなので、フレームレートを24.00fps化します。サイズが小さくなるので。
以上の設定にすると、25分の1話分が150MBになりました。
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