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入り口ページというのは、あなたのウェブサイトで訪問者が最初に見るページのことです。訪問者はつねにトップページにやってくるわけではありません。トップページにやってきた訪問者については、サイトの設計時点で想定しているナビゲーションが本来あるわけで、とりあえずは、それ以外の訪問者の代表格、検索エンジンからの来訪者を調べてみましょう。
検索エンジンから検索してやってくる訪問者は、たいてい、何がしかのキーワードで検索をしてあなたのサイトを訪問してきています。そのキーワードがあなたのサイトのテーマに含まれているのであればしめたものです。ニーズがあるわけですから、そのキーワードで検索してやってくる最初のページを自分で表示してみて、そのキーワードでやってきた人が見たいコンテンツがずばり表示されているかチェックします。
もし、そういうコンテンツのページでない場合は、そのページに含まれるそのキーワードにリンクを張って、自分のサイト内で、そのキーワードで検索してきた人が最も見たいであろうコンテンツに対して、そのページからすぐにアクセスできるようにするのです。
もし、完全に関係のないページが表示されている場合はちょっと問題です。ページ内の文章に寄り道が多すぎるのか、タイトルタグが間違っているのか、または別のページからあたかもそのキーワードの解説ページであるかのようにリンクされているか。よくチェックしてみましょう。
また、あなたのサイトと関係のないキーワードで検索してきている場合は、無視してしまっていいでしょう。配慮するのであれば、そのキーワードで来た方のために、よりマッチしたウェブサイトなどを紹介しておくと、あなたのサイトへの誤ったトラフィックは徐々に解消されて行くことと思います。アクセス数が増えるからと、誤った訪問者をカウントして喜んでいるようでは、あなたのウェブサイトの価値は落ちて行くことでしょう。
次に、外部からのリンクに目を向けてみましょう。あなたのサイトが独自ドメインを採用しているのであれば、外部からかどうかを区別するのはたやすいことのはずです。(プロバイダーのスペースとか、サブドメインプランの場合は、同じドメインの、いわゆる「お隣さん」が多数存在するので、区別に一手間かかりますね。)これは、検索エンジンからではなく、誰かが手作業で、サイトからリンクをしてくれているわけですから、必ずそのウェブサイトを訪問して、どういった内容でリンクされているかを確認しておきましょう。
訪問して確認した結果、あなたにとっても有意義なサイトであるなら、ぜひあなたのほうからもリンクを張りましょう。当然、リンクページというところで、URLとサイト名で十把一絡げに紹介するのではなく、リンクされているページについてコンテンツを加筆しながら、そのページ内でさりげなく紹介するのがベストでしょう。どうにも難しい場合は、リンクページでリンクしますが、あくまで選者であるあなたのコメントをつけてリンクしてください。ただのURLとサイト名の羅列をリンクページにしている方がいますが、訪問者にとっても、その羅列されているリンクのどれに行けばいいのかわかりませんし、リンクされているサイトの管理者としても、何を期待してリンクをクリックしてもらえるのかわかりません。
また、リンクを張ってもらった場合は、相手も逆探知ができると想像しているでしょうから、掲示板へ書き込みをしたり、メールを送ってみてください。
そうやって見ず知らずの人同士でネットワークを形成できるのが、インターネットのよいところですし、今までの自分のウェブサイトだけでは醸成し得なかった深い見解を持つことができるのも一つの成果でしょう。
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