【りーす・と・れんたる】 最終更新日 2013年9月4日
企業でPC等を導入する際、リースとレンタルという方法があります。
とくに、社員等が利用するユーザー向けの一般的なPCの導入については、リースよりレンタルを選択することをお薦めします。
リースとレンタルの違い
リース | レンタル | コメント (ユーザーの利用するパソコンとして) |
|
機種選択 | ほぼ自由 | 指定 | いわゆる一般のパソコンで十分なんじゃ…。 |
使用者 | そのユーザーのみ | 返却後別のユーザーが使う、または最初から新品ではない | リースでもどうせ納品される瞬間をすぎたら新品ではなくなります。 |
契約期間 | 2〜5年で設定 | 1ヶ月〜36ヶ月 | 5年前のPCってどんなのだったか覚えてます? |
中途解約 | 不可 | 可 | 社員の増減に対応しやすい |
修理 | ユーザー負担 |
レンタル会社負担 |
リースの場合は別途保守契約を結ばないといくらでも追加コストがかかる。また、保守契約を結んでいても、OSの再インストールは別料金となっていることが多い。 レンタルの場合は連絡すると、翌日には代替機を送ってくれて、故障した機械を返却するだけ。OSはインストール済なので、アプリケーションの再インストールとユーザーごとの設定をすれば使えますし、これはリースの保守契約でも大抵別料金。 |
金額 | 安い(注) | 高い | (注)計算してみれば分かりますが、別途契約する保守金額を契約期間分含むと大抵逆転します。見た目の安さに惑わされてはいけません。 |
ま、こんなとこです。
レンタルでは機種の選択に自由が少なそうですが、いわゆるパソコンでよければ十分すぎるラインナップがあります。あとに関しては軒並みレンタルが有利で、ユーザーにとって特にありがたいのが、5年も同じパソコンを使い続けなくていい、ということです。例えば24ヶ月でレンタルする場合、24ヶ月後には同じ金額でレンタルできる最新の機械にリプレイスする機会が自動的に巡ってくる、というわけです。
管理者側から言えば、5年も使い続けているパソコンの不具合なんて面倒見切れませんし、あちこち次々と故障するPCを使い続けてもいいことないし、OSなどのアップグレードや、リースアップ時の引き取り費用が含まれていなくて別途請求されたりすることを考えると、レンタルの方がいいでしょう。
現在のパソコンのスペックと昔無理してリースを組んだPCのスペックを比べて、現在も続いているリース金額と保守費用を合計すると、この戦いは分かり切った結果である、と言うことができるでしょう。
ただ、これは、ユーザーが「フツーのパソコン」でいい場合の特例で、特殊なパソコンが必要な場合には結局リースにせざるを得ませんね。それから、サーバー類に関しては反対に保守やメンテナンスを期待してリースにするということになるでしょうか。
参考:リースとレンタルの相違点
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