ホームページの作り方 > 拡大編 > ホームページの投資回収率(ROI)
アクセス解析等を使用した地道なプロモーションの手を尽くしたか、面倒なのでバーンとお金をかけて片付けたい、という場合は、
ホームページから見込まれる利益で広告費を捻出するモデルを考えなければなりません。
その場合忘れてしまうのが、あなたのサイトが、勝手にお金を稼いでくれるビジネスモデルであることはめったにない、ということです。
つまり、ウェブサイト自体は単なる広告メディアであって、収益を上げるには、そこから獲得した顧客に対して、人手で販売をしなければならないことが大半なのです。
ということは当然、ウェブサイトが投資自体を回収してくれることなんてないのです。ですから、そのような場合は、あくまで、お金をかけたプロモーションは、すべて「販促費」から捻出しなければなりませんので、当然、ほかのメディアを利用した場合との、費用対効果を常に検討する必要があります。
SEOなどで、ホームページへの「誘導」のみでお金を取ろうというサービスが多いですが、あなたは、ホームページへ誘導された訪問者を顧客にコンバートしないと、売り上げにはつながらないのです。
ホームページへの誘導で成果としてカウントしていると、「SEOの効果は出ているのに、収益は上がらない」という結果になってしまいます。あくまで、ホームページの訪問者を顧客にコンバートする機能を十分に持たせた上で、訪問者数を増やす必要があるのです。
バーンとお金をかけて、アクセス数を増やすだけなら簡単ですが、その費用でできることはいっぱいあります。もっとも、お金だけかけている人が本当にアクセス数が増えているのかなんて、分からないと思いますけど。
その費用でできることの、いくらかを我慢してウェブサイトの充実に努めれば、費用対効果の高い内容が実施できることになることでしょう。
SEO業者に無駄に費用を払うより、自分達で地道にウェブサイトのコンテンツの中身を充実させていくことが、投資回収率の高い営業活動になっていくことでしょう。
自分達でやる手間を惜しんで、短気を起こしてバーン、っていうプロモーションが、地道な更新に勝つのは一瞬のことでSEO業者の懐を暖めるだけです。
中身がないサイトに誘導された訪問者が顧客に変わるということは望めないでしょう。
バナー広告などのプロモーションは、確かに訪問者を稼ぎ出してくれますが、訪問したウェブサイトがお粗末ではお客様はつかめない、という話です。
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