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お店のサイトに次いで、ありそうなのが「企業サイト」です。
大企業で、予算が潤沢にあって、丸投げできる場合は、ちまちま内作などせずにズバーンと外注に丸投げしてください。その方が業界も潤いますし、このサイトの情報などを丹念に拾って地道に作る人にとって意味が出て来ますので。そういう予算があるところの話はするつもりがありません。
企業のホームページは、いわゆる「お客様が直接来社することで収益を上げない構造」を持つ業態であることが特徴です。自社の製品、サービスを取引先が販売、提供することで、取引先から収益を上げます。つまり、ホームページを見ていただくお客様と、実際にお金を直接自分達に払っていただくお客様(取引先)が異なる、という点がポイントです。
さて、ということは何よりも、「お客様に製品、サービスを理解して頂く」ことがホームページの提供すべき情報となります。
・会社の実在性
・製品、サービスの特色
・製品、サービスの入手方法の紹介
まずは、この3点に注力すれば良いかと思われます。
店舗の場合と同様です。
その会社がどこにあるのか、
会社の名前、住所、電話番号、外観写真、地図などは当然ですが、
会社の意思決定をしている人間の実在性も重要です。主に社長メッセージですが、創業時、またはホームページ開設時のまま、というところが多く非常に残念です。せめて全社会議などがある度に更新をしてもらいたいものです。顔写真なども必須です。ゴルフや飲み会の写真ではなく、会議などでのキリッとした姿の写真がいいでしょう。スーツ姿でなくとも構いませんが、仕事をしているときの姿であるべきです。
それと、会社の歴史です。いつ、どのような成り立ちで現在の状態になっているのか、また、どのような会社や組織と関わり合いがあるのか、です。
会社の実在性は、製品、サービスを裏打ちするために必要な最低限の情報です。
これらの情報がないと、せっかく商談をしても、他の取引先の事情で契約できない、とか、どうも販促企画のコンセプトが合わない、とかそういうことになりかねません。
楽天市場などを覗いてみたことはあるでしょうか?
訪問客を逃がさないために1つの商品毎に大変詳しい説明を網羅しています。
ですが、この説明が、その商品の説明として正しいかどうか、という点で見るといささか足元が不確かなのです。
もし、あなたの会社の製品であれば、それを裏付ける情報をあなたの会社サイトで掲載することによって、商品の説明を確かなモノにすることができます。
また、販売者によって表現が違っていたり、誤解しそうな場合にも、補足、訂正的な効果を持たせることができるでしょう。
製品をつくっている会社こそ、製品、サービスの説明をするページを用意する必要があるのです。
当然、現時点では、直販などに手を出さないでください。既存の取引先が販売してくれる業態になっているのでしょうから、それを大切にしてください。
ホームページをご覧になったお客様がどの取引先から購入すればいいのか紹介する方が、遥かに自社にとっても、取引先にとっても現時点ではメリットがあります。
既存の取引先の担当者から要望があったら真摯に耳を傾けてみて下さい。良いウェブサイトにするためのヒントを惜しみなく与えてくれるでしょう。
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